五輪がまた“四輪”に…!?開会式のトラブル逆手に演出

[ 2014年2月24日 01:37 ]

ソチ五輪閉会式で、入場する浅田真央ら日本選手団

 また“五輪”にならず!?ソチ五輪の閉会式が23日(日本時間24日)、ソチ・オリンピックスタジアムで行われ、史上最多の88カ国・地域から約2900選手が参加した17日間の冬の祭典が幕を閉じた。次回大会は平昌(韓国)で開催される。

 7日の開会式では、会場につるされた巨大な5つの雪の結晶が五輪マークに変わる演出で、右上の輪の結晶が輪にならず“四輪”になるトラブルがあったが、閉会式では「光の伝道師」たちが作る人文字がまたも“四輪”に…。もちろん、開会式でのハプニングを逆手に取った演出で、直後には一瞬にして輪が開いて見事な“五輪”となり、会場には大きな歓声が沸き起こった。

 閉会式の総合プロデューサーを務めるコンスタンチン・エルンスト氏は、この日の会見に五輪マークが“四輪”になったデザインをあしらった“自虐的”なTシャツで登場し、報道陣の笑いを誘っていた。

 日本選手団は開会式と同様にカーリング女子の小笠原(35=北海道銀行)が旗手を務め、笑顔で入場した。金メダルを獲得した羽生結弦(19=ANA)らフィギュアスケート陣も参加し、今大会が浅田真央(23=中京大)、高橋大輔(27=関大大学院)らも晴れやかな表情。高橋は携帯で自分たちを撮影するなどリラックスした様子だった。

 日本のメダル数は金1、銀4、銅3の計8個で、1998年長野五輪の10個に次ぐ歴代2位、海外では最多となった。

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