ワウリンカ、4大大会初制覇!大舞台でナダルから初勝利

[ 2014年1月26日 20:20 ]

全豪オープン決勝戦、ナダルから2セットを連取し雄叫びをあげるワウリンカ

 テニスの全豪オープン最終日は26日、メルボルンで行われ、男子シングルス決勝は第8シードのスタニスラス・ワウリンカ(28=スイス)が第1シードのラファエル・ナダル(27=スペイン)を6―3、6―2、3―6、6―3で下し初優勝。過去12戦全敗のナダルから大舞台でうれしい初白星を挙げ、4大大会初制覇を果たした。

 ワウリンカは準々決勝で第2シードのジョコビッチ(セルビア)を破った勢いそのままに、この日も好調をキープ。自らのサービスゲームを落とすことなく第1セットを奪った。第2セットに入ると、ナダルが背中から腰にかけての痛みを訴え、試合が一時中断。再開後、ワウリンカが明らかに動きが悪くなったナダルを圧倒し、あっさりと第2セットも奪って2セットを連取した。

 このまま一方的に試合が終わるかと思われたが、マッサージなどの効果が出たのか、少し動きの軽くなったナダルが意地を見せ、1セットを奪い返す。

 第4セットはワウリンカがブレークに成功すると、すぐさまナダルがブレークバックするなど一進一退の攻防が続いたが、最後はワウリンカが力強いショットでポイントを重ね、チャンピオンシップポイントでは強烈なフォアのショットをストレートに決めゲームセット。初制覇へのプレッシャーに打ち勝ったワウリンカが、4大大会出場36度目にして悲願のタイトルを獲得した。

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