竹内パラレル大回転2位 五輪に向け好スタート

[ 2013年12月14日 05:30 ]

女子パラレル大回転で2位に入り、表彰式で笑顔を見せる竹内智香

スノーボードW杯

(12月13日 イタリア・カレッツァ)
 女子パラレル大回転で竹内智香(29=広島ガス)が2位に入った。同じ会場でW杯初勝利を挙げた昨年12月以来の表彰台に立ち、来年2月のソチ五輪に向けて好スタートを切った。金メダル獲得を公言する竹内は「五輪シーズンの初戦で表彰台に乗れたのは良かった」と話した。

 予選は2回目が全体の30番目の不本意なタイムで通過したが、決勝トーナメントでは高い集中力を見せた。準決勝はリードした相手がゴール近くでバランスを崩す幸運もあって勝ち残った。決勝はスタートで出遅れ、猛追したが最後はパトリツィア・クマー(スイス)に0秒66及ばなかった。

 ソチの長いコース攻略を念頭に春からスタミナ強化に取り組んだ成果が表れ予選から決勝まで力強い滑りを保った。「勝たなきゃいけないプレッシャーはあったが、一つ恩返しができた」と周囲のスタッフに感謝した。

続きを表示

2013年12月14日のニュース