渡部暁、永井組は7位 W杯複合団体スプリント

[ 2013年12月14日 23:54 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は14日、オーストリアのラムソーで2人一組による団体第2戦スプリントが行われ、渡部暁斗(北野建設)永井秀昭(岐阜日野自動車)の日本Aは7位、加藤大平(サッポロノルディックク)渡部善斗(早大)の日本Bは12位だった。

 ミッコ・コクスリェン、ヨルゲン・グローバクのノルウェーAが制し、同Bが2位。イタリアが3位だった。

 前半飛躍(HS98メートル、K点90メートル)でトップと1秒差の2位につけた日本Aは後半距離(15キロ)で終盤まで2位争いを展開したが渡部暁が転倒し、表彰台を逃した。

 ▽渡部暁斗の話 ラストの直線の入り際にもつれた。どちらが悪いとかではなく、しようがない。体力は残っていたからラスト勝負をしたかったけど。

 ▽永井秀昭の話 面白いレースだった。悔しさはソチ五輪で晴らしたい。外国勢が有利なコースの中で、積極的にレースができたのは収穫。一つずつ修正する。

 ▽加藤太平の話 距離は駄目でした。集団に追い付くのに力を使った。ジャンプは自分も含め、日本の他の選手も良くなっている。今はこんなもの。

 ▽渡部善斗の話 難しかった。距離の速い選手と差が出て、課題が浮き彫りになった。ジャンプは着地前のバランスが悪いからテレマークが入らない。練習が必要。(共同)

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2013年12月14日のニュース