河野65で6位浮上 石川、小林は23位 タイ選手権第3日

[ 2013年12月14日 19:56 ]

第3ラウンド、1番でティーショットを放つ河野祐輝

 男子ゴルフのアジアツアー、タイ選手権は14日、バンコク郊外のアマタスプリングCC(パー72)で第3ラウンドが行われ、18位から出た25歳の河野祐輝がボギーなしで7バーディーを奪って65をマークし、通算10アンダーの206で首位と8打差の6位に上がった。

 前日27位の石川遼は6バーディー、2ボギーの68で通算6アンダーに伸ばし、67で回った日本オープン選手権覇者の小林正則とともに23位。川村昌弘は72と伸びず、5アンダーの26位となった。65で回ったセルヒオ・ガルシア(スペイン)が18アンダーで単独首位に立ち、ヘンリク・ステンソン(スウェーデン)ら2人が4打差の2位。

 ▼河野祐輝の話 バッバ・ワトソンと同組で緊張したが、2番でバーディーを取ってからは自分のゴルフに集中できた。ショットもパットも良く、楽しくプレーできた。最終日はもう一度気持ちを奮い立たせて頑張る。

 ▼石川遼の話 ショットが安定していいパフォーマンスを出せている。後半はパットも良くなってきた。あと一つ二つ伸ばせた感じはあったが、全体的に最終日につながるプレーができた。頑張れば、トップ10を狙えると思う。

 ▼小林正則の話 アイアンの調子がすごくいい。暑いところに来てつらかったが、体が慣れてきた。出ている選手が超一流で、ここでいい成績を残せれば自信になる。日本オープンのチャンピオンでもあるし、最終日もハイスコアを出して締めくくりたい。

 ▼川村昌弘の話 ショット、パットともいいところがなく、スコアが出る要素のない苦しい一日だった。でも7アンダーや8アンダーは出るコースなので、ゆっくり休んで切り替えて最終日は一発狙いたい。(共同)

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