遼パットさえた!27位突破「最終日トップ10狙える」

[ 2013年12月14日 05:30 ]

第2ラウンド、6番でラインを読む石川遼

アジアンツアータイ選手権第2日

(12月13日 タイ・チョンブリ アマタスプリング・カントリークラブ=7488ヤード、パー72)
 初日70位と出遅れた石川遼(22=CASIO)は5バーディー、1ボギーの68と伸ばし、通算2アンダーの142で首位と9打差の27位で予選突破した。10位で出た川村昌弘(20=マクロミル)は70にまとめて通算5アンダーの11位。65で回ったセルヒオ・ガルシア(33=スペイン)がジャスティン・ローズ(33=英国)と並び通算11アンダーで首位。

 歯車がかみ合った。1Wとパッティングの精度が上向き、27位まで追い上げた石川は「きょうはフェアウエーに結構行っていたし、ラフに入ると難しい。それが伸ばせた要因」と満足そうに振り返った。

 2、3番で連続バーディーを奪い、通算イーブンに戻すと10番でも伸ばした。14番パー4はフェアウエーを捉えたはずの第1打がディボット跡に入る不運もあったが、きっちりとボールを捉え、ピンそば3メートルにつけてバーディー。「きょうは3、5メートルぐらいのパットが3回くらい入ったけど、タッチがきのうよりも良かった」とグリーン上の攻略にも自信を見せた。

 調子を上げて臨む決勝ラウンドに向け、石川は「あすで20位ぐらいまでにもっていければ、最終日トップ10も狙える」と上位進出を見据えた。

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2013年12月14日のニュース