日本女子団体追い抜き７位　「バタバタして」逆転許す

女子団体追い抜きに出場した（手前から）高木菜、田畑、菊池

スピードスケートＷ杯

（12月8日 ドイツ・ベルリン）
　Ｗ杯第１戦２位、第２戦４位と健闘していた女子団体追い抜きの日本は７位に沈んだ。序盤こそ快調に飛ばして強敵ポーランドをリードしたが、失速して逆転された。目標としていた３分０秒台に届かず、高木菜は「スピードが出なかった。自分の滑りを直していかないといけない」と反省した。

　Ｗ杯ポイントランキング４位で、８チームが争う五輪本番に臨むことになった。銀メダルを取った前回五輪の一員でリーダー格の田畑は「狙えない位置ではない。やればできるという気持ちはある」と、２大会連続メダル獲得に照準を合わせた。

　▼菊池彩花の話　前半は予定通り滑れたが、後半だめだった。夏場の合宿の成果はレースで出ている。今後もいろんなパターンを練習したい。（共同）