IOCが10日に理事会 バッハ会長で初、検討会も

[ 2013年12月9日 17:57 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)は、バッハ会長が就任後初となる理事会を10日にスイスのローザンヌで開く。同会長は会議を前に、五輪の実施競技選定や招致手順など幅広い分野で改革に着手する考えを示した。理事会の翌日からは「五輪アジェンダ2020」と名付けた検討会で意見を募る。

 同会長は「新たな試みとなる検討会は何かを決める会議ではないが、五輪の将来について多くのことを話し合いたい」と述べた。2020年東京五輪での野球とソフトボールの競技復帰には「まだ可能性はある」と柔軟な姿勢を示している。

 呉経国理事は「現在70歳のIOC委員の定年引き上げも検討会で出るだろう」と話した。

 IOCは改革案を来年2月にソチで開かれる総会で討議し、委員会か作業部会で来年末までにまとめる方針という。(共同)

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2013年12月9日のニュース