“死のC組”明大が逆転勝利 ヒヤヒヤ1点差

[ 2013年12月9日 05:30 ]

<東海大・明大>後半30分、明大・成田(中央)は東海大2人のタックルをかわしてトライ

ラグビー全国大学選手権

(12月8日 秩父宮ほか)
 第2ステージ第1戦の8試合が各地で行われ、激戦区のC組は関東大学対抗戦5位の明大が同リーグ戦1部4位の東海大に、27―26で逆転勝利した。明大は勝ち点6として、15日に勝ち点7で同組1位の慶大との直接対決(秩父宮)に臨む。また、5連覇を目指す帝京大は、第1ステージから勝ち上がった朝日大に102―5で圧勝スタート。早大、流通経大なども順当に勝利を収めた。

 明大は負けられない初戦で薄氷を踏む1点差勝利。丹羽政彦監督は「勝って勝ち点6を取ったことは評価したいが、前半は体を張れなかった」と口元を引き締めた。ディフェンスが後手後手に回った前半を10―19で折り返すと、ハーフタイムに小村淳ヘッドコーチが選手を集めてカツ。目を覚ましたフィフティーンは後半に連続トライで逆転。再びリードされて迎えた同30分、WTB成田(1年)が右タッチライン際を走り抜け、決勝トライを奪った。

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2013年12月9日のニュース