スポーツ庁は文科省外局に 厚労省障害者部門と統合

[ 2013年11月18日 12:32 ]

 政府は2020年東京五輪開催に向け、スポーツ行政を一元化する「スポーツ庁」を文部科学省の下部組織である外局として創設する方針を18日までに固めた。文科省の関連課と、厚生労働省の障害者スポーツ部門を統合し、15年度中の発足を目指す。

 スポーツ庁設置の動きは五輪・パラリンピックの誘致成功でこの秋から本格化している。五輪が文科省、パラリンピックは厚労省に分かれている所管をまとめ、選手やスポーツ団体の支援などを強化する狙いだ。

 五輪に備えて省庁を横断した体制とするため、内閣府の外局とする考えもあったが、行政機関のスリム化の流れに配慮して、コンパクトな形で統合する。トップは閣僚とせず、民間を含めて広く人材を起用する。

 スポーツ庁は11年に成立したスポーツ基本法に設置を検討することが盛り込まれている。

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2013年11月18日のニュース