遼 1打及ばず2位 最終18番、勝負のイーグルパット決まらず

[ 2013年11月18日 05:30 ]

4番、バーディーパットを外し、悔しがる石川

男子ゴルフツアー スポニチ後援三井住友VISA太平洋マスターズ最終日

(11月17日 静岡県御殿場市 太平洋クラブ御殿場コース=7246ヤード、パー72)
 2打差の首位を追う最終18番パー5。石川の第2打はピンまで174ヤードのラフ。「イーグルパットを打つことが自分のやるべきことだと思った」。気持ちも乗った一打はピン左6メートルに2オン、連覇へ望みをつなげた。しかし、イーグルパットは無情にもカップ左を通過してバーディー。谷原が18番でパーをセーブしたため優勝は夢と消えた。1打差の2位に終わり「来年またリベンジできればいい」と悔やんだ。

 1番から7メートルを沈めてバーディー発進。3番パー5は2オンに成功して首位を追った。だが、4つ伸ばして迎えた14番で下りの8メートルのバーディーパットを2メートルオーバーすると、返しも外してボギー。17番パー3は4Iを握ったが「スイングが守りに入った」とグリーン右に外してボギー。痛恨の一打だった。

 通算11勝目はお預けとなったが、7000人超のギャラリーに強い姿を見せつけた。今週は優勝した谷原とW杯に臨むが「ワンツーフィニッシュで、これ以上最高の(W杯への)行き方はない。団体の上位を狙えるのかな」。目下、国内最強ペアで世界に挑む。

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2013年11月18日のニュース