五輪枠確保の女子3000リレー 準決勝、順決も最下位

[ 2013年11月18日 05:30 ]

女子3000メートルリレー準決勝 転倒する菊池萌(右)にタッチし、スタートする清水

 スピードスケート・ショートトラックW杯第4戦最終日はロシア・コロムナで行われ、17日の女子3000メートルリレーで日本は7位となり、第3戦の結果と合わせてロシアを除く上位7チームに与えられる五輪出場枠は確保した。桜井美馬(東海東京証券)らで臨んだ準決勝は2組最下位の4着。5~7位決定戦も最下位だった。女子1000メートル準々決勝で伊藤亜由子(トヨタ自動車)、桜井美は準決勝に進めなかった。男子1000メートルの高御堂雄三(トヨタ自動車)は準々決勝で失格となった。

 女子3000メートルリレーで日本は準決勝も5~7位決定戦も転倒があり、見せ場なく惨敗した。今季のW杯は4大会連続で準決勝敗退。五輪出場枠は確保したが、本番でメダルを狙う位置にいるとは言えない。桜井美は「日本チームは波に乗れていない」と表情はさえなかった。右肘を痛めている伊藤に代え、準決勝では菊池萌、5~7位決定戦では妹の菊池純を起用したが、リレーでは控えの2人が転倒に関わった。杉尾コーチは「5番手の選手を他の4人と同じレベルにもっていかないと」と課題を指摘した。

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