さくら マイペース2位浮上「納得のショットでした」

[ 2013年10月13日 06:00 ]

14番 ラインを読む横峯さくら

スタンレー・レディース第2日

(10月12日 静岡県裾野市 東名カントリークラブ=6540ヤード、パー72)
 10位から出た横峯さくら(27=エプソン)が4バーディー、ノーボギーの68をマーク。通算7アンダーで首位に1打差の2位に浮上し、今季3勝目を視界に捉えた。71で回った服部真夕(25=LIXIL)が通算8アンダーで単独首位を守った。

 首位に1打差の好位置につけても気負いはなかった。横峯は好調の要因を聞かれると「なんでだろう。ショットですかね」とのんびりした口調で話した。
 
 強風の中でもアプローチショットがさえた。11番パー5は残り92ヤードの第3打をSWで1メートルにピタリとつけた。これをしっかり沈め「納得のショットでした」と笑顔。7、9、17番もウエッジでの一打がピンに絡んでバーディーを奪った。

 周りは気にならない。2日連続で賞金ランキングでトップを走る森田と同組。「飛距離が凄い。一緒に回って刺激を受けた」と平均260ヤードの飛ばし屋を絶賛した。その一方で「私は自分らしいゴルフをするだけ」。強風を考慮して1Wは低く鋭い弾道で飛ばし、きっちりフェアウエーをキープしてチャンスを演出した。

 今季3勝目が目前に迫ってきた。10日のプロアマ戦後は「2日目を終えてから考えたい」と明言を避けたが、この日は「狙いたいです」と優勝宣言が飛び出した。プロ10年目の27歳。節目の年もマイペースに頂点を目指す。 

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2013年10月13日のニュース