比嘉32位、藍は36位 米女子サイム・ダービー・マレーシア最終日

[ 2013年10月13日 19:17 ]

最終ラウンド、通算1アンダーで32位の比嘉真美子

 米女子ゴルフツアーのサイム・ダービー・マレーシアは13日、クアラルンプール・クラブ(パー71)で最終ラウンドを行い、22位から出た比嘉真美子は2バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの74にとどまり、通算1アンダーの283で32位に終わった。

 宮里藍は3バーディー、5ボギーの73で通算イーブンパーの36位だった。71で回った宮里美香は1オーバーの39位、有村智恵は73で13オーバーの64位だった。

 3日目に首位を奪ったレキシー・トンプソン(米国)が69にまとめ、通算19アンダーで逃げ切って2年ぶりの通算2勝目を挙げた。賞金は30万ドル(約2970万円)。4打差の2位はフォン・シャンシャン(中国)だった。

 ▼比嘉真美子の話 自分の悪い点、課題が全部出てしまった。3日目と最終日の2日間はいいプレーができなかった。悪い流れを断ち切れなかったメンタル面と、技術的なミスが重なった。全てが収穫だった。悪かった部分をゆっくり考え、練習してレベルアップにつなげたい。

 ▼宮里藍の話 うまく流れをつくれない一日だった。ピンの位置が難しく、風が吹いたりやんだりが4日間で一番激しかった。クラブの選択が難しかった。スコアを伸ばして終わりたかったが、今はこういう状態。パットがまだ安定しない。これから一つ一つ積み重ねていくしかない。

 ▼宮里美香の話 後半にスコアをまとめられて満足している。集中力があって、シビアな距離のパーパットをしのげた。その我慢が続いて6番と7番のバーディーにつながった。4日間通じてパットのストロークが良かった。次週は休養と調整にあてて、次の試合に臨みたい。

 ▼有村智恵の話 苦しい4日間だった。風が強くて難しかった。(トリプルボギーの)15番はティーショットが計算より10ヤードも飛んで、奥の池に入れた。このホールが響いた。でもいい経験になった。ショットが不調の中で、小技で生きていけるようになりたいと思った。

 ▼レキシー・トンプソンの話 世界のトッププロが参加する大会で、難しい勝負を勝ち抜くことができた。最終日のプレッシャーは大きかった。18歳で手にした2勝目は言葉で表せないくらいうれしい。賞金で新しい車を手に入れたい。(共同)

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2013年10月13日のニュース