松山　鉄人パワー11位　先輩金本氏熱視線「集中力がすごい」

松山英樹（右）の応援に駆けつけた金本知憲氏（左から２人目）

フライズコム・オープン第２日

（10月11日 米カリフォルニア州サンマルティン　コルデバレーＧＣ＝７３６８ヤード、パー７１）
　松山がシーズン初イーグルを奪った。前半１５番、残り２５９ヤードを２Ｕで２オンに成功。５・５メートルのパットを沈めた。前週のプレジデンツ・カップから１バーディー１万円、１イーグル２万円の東日本大震災復興支援基金を設立。２日目はアイアンが好調で１イーグル、５バーディーで７万円を積み上げた。

　この日は頼もしい応援団が駆けつけた。東北福祉大の偉大な卒業生、プロ野球元阪神の金本知憲氏だ。この日は言葉を交わすことはなかったものの、鉄人の異名を取った名球会選手は「ゴルファーとしては体格がある。可能性を感じるよね。集中力がすごい」と堂々としたプレーぶりを称えた。

　とはいえ、６６で１１位に浮上しても本人に満足感はない。「１Ｗはこの２日間、ほぼミスショット。２日目はラッキーもあったが、１Ｗの状態が続けばいずれミスになる。修正したい」と決勝ラウンドを見据えた。