飯塚 男子200決勝ならず、ボルトは進出 陸上世界選手権第7日

[ 2013年8月17日 01:00 ]

男子200メートル準決勝 決勝進出を逃した飯塚翔太(右)。左はウサイン・ボルト

 陸上の世界選手権第7日は16日、モスクワで行われ、男子200メートル準決勝で昨年のロンドン五輪代表の飯塚翔太(中大)は20秒61の2組7着で落選し、2003年パリ大会で3位に入った末続慎吾(ミズノ)以来となる決勝進出はならなかった。

 世界記録保持者のウサイン・ボルト(ジャマイカ)は飯塚と同じ2組で20秒12の1着となり、17日の決勝に進んだ。

 高瀬慧(富士通)は20秒96の3組5着、小林雄一(NTN)は20秒97の7組4着でともに予選落ちした。

 女子やり投げ予選は海老原有希(スズキ浜松AC)が59メートル80で決勝に進めなかった。同100メートル障害予選の紫村仁美(佐賀陸協)は13秒72の1組7着で落選した。

 ▼ウサイン・ボルトの話 準決勝を通過できて本当にうれしい。安心した。(世界記録は)分かりませんが、どうなるか楽しみにしていてください。

 ▼小林雄一の話 力負けだった。悔しい。後半になって周りの選手が見えて硬くなった。アップから調子が良かっただけに残念。

 ▼高瀬慧の話 落ち着いてレースに臨めたが、コーナーを抜けるスピードが上がらず、遅れてしまった。大きなミスをした感じはないが、勝負できなかった。

 ▼海老原有希の話 女子主将としての思いもあった。(日本勢が)苦しんでいるし、すかっと投げたかった。やりの先が体から離れていたし、助走の最後の部分もリズムが狂っていた。

 ▼紫村仁美の話 自分のリズムに乗れず、持ち味の中盤からの伸びも出ず、悔しいレースになった。他の選手に先行されるのは分かっていたが、そこから立て直せなかった。(共同)

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