中本健太郎が日本勢トップの5位 日本8大会連続入賞

[ 2013年8月17日 22:40 ]

男子マラソン決勝、6キロ付近の救世主キリスト聖堂の近くを走る中本(左から2人目)

世界陸上第8日

(8月17日 ロシア・モスクワ)
 男子マラソンは17日に行われ、中本健太郎(30=安川電機)が2時間10分50秒で日本勢トップの5位でフィニッシュ。日本の入賞記録を8大会連続に伸ばした。金メダルは2時間9分51秒のキプロティッチ(ウガンダ)。

 30キロ前後で一時は先頭集団から離された中本が35キロ過ぎで再び先頭集団の5人に追いつく。アフリカ勢のスパートに再び置いていかれたが、サム(ケニア)を抜き最終的に5位でゴール。前回の世界陸上テグ大会の11位を上回る順位をマークした。

 6位につけたロンドン五輪と同じく、中本は淡々と自身のペースを守る走りを披露。レース前には「(ロンドン五輪の)6位は一つの目安になる。それを超えられるように頑張りたい」と話していたが、有言実行で五輪から順位を1つ上げた。

 日本勢2位の藤原正和(32=Honda)は2時間14分29秒で14位。前田和宏(32=九電工)は2時間15分25秒で17位、川内優輝(26=埼玉県庁)は2時間15分35秒の18位で続いた。堀端宏行(26=旭化成)は途中棄権した。

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2013年8月17日のニュース