松山チャージ通算5アンダー 初日78位から巻き返し

[ 2013年8月17日 06:00 ]

第1ラウンド、5番でアプローチショットを放つ松山英樹

USPGAツアーウィンダム選手権第2日

(8月16日 米ノースカロライナ州グリーンズボロ セッジフィールドCC=7127ヤード、パー70)
 第1ラウンドを70で回り78位で第2ラウンドに臨んだ松山英樹(21=東北福祉大)は5番でイーグルを奪うなど65をマークし、通算5アンダーに伸ばした。同じく78位から出た石川遼(21=CASIO)は69で回り通算1アンダー。第1日はクリス・ストラウド(31=米国)ら2人が64をマークして首位発進した。

 松山が猛チャージを見せた。2つスコアを落として迎えた13番パー4。第2打をピン手前3メートルに乗せて初バーディーを奪うと、15番パー5でも第2打でグリーン右のバンカーまで運びバーディーとし、リズムをつかんだ。続く16番、さらに17番といずれも1・5メートルを沈めて3連続バーディー。さらに後半の5番パー5では2オンに成功して奥から10メートルをねじ込んでイーグル。8番でもグリーン奥から6メートルを放り込んで通算5アンダーとし、この時点で9位まで順位を上げた。

 前日はプロ転向後の米ツアーでは最悪の78位発進。「練習ラウンドからグリーンのスピードが遅くなって対応できなかった」と不満顔だった。パーオン率は全体6位の83・33%をマークしたが、ほとんどのホールでロングパットが残り、平均パット1・867は106位。グリーン上で苦戦した。「止まると思ったら止まらない。止まらないと思ったら止まる」と距離感をつかめず、スコアを伸ばせなかった。この日も序盤は第2打の距離感が合わず、グリーンを外す場面が目立った。しかし、ホールを重ねるごとに適応した。

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2013年8月17日のニュース