遼　ショット不調で２９位…シード権へ最終戦に望み

１８番、天を仰ぐ石川

ＵＳＰＧＡツアー　第９５回全米プロ選手権最終日

（8月11日 米ニューヨーク州ロチェスター　オークヒルＣＣ＝７１６３ヤード、パー７０）
　石川は出だしの１番でボギーを叩いてつまずくと、前半だけで３つスコアを落とした。

　「ショットが全体的に良くなかった。だが、その分ショートゲームでカバーできた」。後半は１２番パー４でバーディーを奪い、１５番パー３でティーショットを左のラフに入れたが５メートルのパーパットを決めてガッツポーズ。１６番は３メートルを沈めてバーディーとしたが、最終１８番はグリーン手前のラフに入れてボギーで終わった。賞金４万８５００ドル（約４６７万円）を獲得し、今季獲得額は３８万３７３１ドル（約３６９５万円）で賞金ランク１５１位。現在の賞金ランク１２５位には１９万９５７５ドル足りない状況だ。最終戦のウィンダム選手権５位前後でシード権獲得となるが「優勝を狙える位置にいたら狙いたい」と言葉に力を込めた。