室伏、78メートル03…記録伸ばせず、悔しい6位

[ 2013年8月13日 03:10 ]

 陸上の世界選手権第3日は12日、モスクワで男子ハンマー投げ決勝が行われた。前回王者の“鉄人”室伏広治(38=ミズノ)は78メートル03で6位だった。優勝は81メートル97をマークしたファイデク(ポーランド)。

 10日に行われた予選は76メートル27で8位通過だった室伏。「東北のこと、日本に元気を与えるという意味で(期待に)応えられるように頑張りたい」と被災者らに勇気を届けることを誓い、決勝舞台に臨んでいた。

 決勝では1投目で今季自己ベストとなる78メートル03をマークし3位につけた。しかし、その後は記録を伸ばせなかった。2投目は75メートル38。3投目は77メートル17。4投目は77メートル63。5投目は77メートル92。最終6投目は76メートル03。80メートルには一度も届かず、6位入賞は果たしたものの、その表情に悔しさが浮かんでいた。

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2013年8月13日のニュース