室伏、メダル届かず6位「金を目指していたが想定内」

[ 2013年8月13日 07:41 ]

男子ハンマー投げ決勝 5投目の行方を見る室伏広治

 陸上の世界選手権第3日は12日、モスクワで行われ、男子ハンマー投げで38歳の前回王者、室伏広治(ミズノ)は78メートル03の6位で、メダルに届かなかった。24歳のパベウ・ファイデク(ポーランド)が81メートル97で初優勝した。

 男子の棒高跳びは山本聖途(中京大)が5メートル75で、この種目の日本勢で世界選手権史上最高の6位に健闘した。ラファエル・ホルツデッペ(ドイツ)が5メートル89で制した。110メートル障害はデービッド・オリバー(米国)が13秒00で初制覇した。

 女子の100メートルはロンドン五輪金メダルのシェリーアン・フレーザープライス(ジャマイカ)が10秒71で2大会ぶり2度目の優勝。400メートルはクリスティーン・オフルオグ(英国)が3大会ぶりに制し、砲丸投げはバレリー・アダムズ(ニュージーランド)が女子史上初の4連覇を達成した。

 男子400メートルの金丸祐三(大塚製薬)は準決勝1組で46秒28の8着に終わり、落選した。

 ▼室伏広治の話 6位を目指してきたわけではない。金メダルを目指してきた。ただ五輪の次の年ということを考えれば想定内の結果。調整は難しいが、また頑張りたい。

 ▼山本聖途の話 5メートル75は跳べる自信があった。自己ベストの高さで、最初は跳び急いだが、3回目は落ち着いていけた。楽しくてアドレナリンが出た。

 ▼金丸祐三の話 200メートルすぎからまとまりがなくなり、進まなくなってしまった。諦めずに、また挑戦したい。(共同)

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