金メダルの瀬戸、笑顔の帰国「こってりラーメン食べたい」

[ 2013年8月13日 09:06 ]

羽田空港に帰国し、地元関係者らの出迎えを受ける瀬戸大也。左端は埼玉県毛呂山町の井上健次町長

 水泳の世界選手権(バルセロナ)競泳男子400メートル個人メドレーで金メダルを獲得した19歳の瀬戸大也(JSS毛呂山)が13日、羽田空港に帰国した。地元の埼玉県毛呂山町から駆けつけた井上健次町長らの出迎えを受け「正直まだ実感はない。いまだに信じられない」と晴れ晴れとした表情で喜びを語った。

 個人メドレーで五輪、世界選手権を通じて日本人初の世界一に輝いた早大1年の瀬戸は、短水路(25メートルプール)で争うワールドカップ(W杯)2大会を転戦して日本に戻った。「少し休みたい。こってりしたラーメンが食べたい」と長期遠征の疲れものぞかせた。

 9月には、ライバルの萩野公介(東洋大)と再び競う日本学生選手権が控える。「まだ日本記録も出していないし、目標は世界新記録。挑戦者の気持ちを忘れず、貪欲に頑張りたい」とさらなる成長を誓った。(共同)

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2013年8月13日のニュース