相原氏死去に五輪メンバーの小野氏「寂しい」

[ 2013年7月17日 20:57 ]

 体操ニッポンの黄金期の一歩を記した相原信行氏の訃報に17日、1960年ローマ五輪でともに戦って団体総合初の金メダルを獲得した小野喬氏(81)ら3人は大きなショックを受けた。

 6人のうち竹本正男氏、遠藤幸雄氏に続く死去だった。エース格だった小野氏は驚きを隠せず「昔の仲間がいなくなって寂しい。(3年前)東京で開いたローマ五輪50周年の記念パーティーにも顔を出してくれていた。本当に残念」と話した。

 三栗崇氏(74)は「日本で初めて10点満点を出したのは相原さんだったと記憶している」と言い「非常におとなしい性格で、人望があった。同じチームで戦えて光栄だった」としのんだ。鶴見修治氏(75)は「小柄だったが、足腰は強かった。五輪後は海外でも『アイハラの床運動を見たい』と人気で英雄だった」と振り返った。

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2013年7月17日のニュース