薬物パウエル所属クラブ、個人トレーナーとの関係否定

[ 2013年7月17日 06:00 ]

 陸上男子100メートルの前世界記録保持者、アサファ・パウエルと女子短距離のシローン・シンプソンのジャマイカ選手がドーピング検査で陽性反応を示した問題で、2人が所属する「MVP陸上クラブ」のフランシス・コーチは15日、地元ラジオに「(彼らが個人的に雇った)トレーナーとMVPは何の関係もない」との立場を強調した。

 イタリアの警察は同日、同コーチに非難されたカナダ人トレーナーや、パウエル、シンプソンが滞在したホテルの部屋を調べ、薬物と筋力増強サプリメントを押収した。警察関係者は「合法なものか、禁止薬物が含まれているものかどうかを分析している」と説明した。

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2013年7月17日のニュース