陸上ドーピング問題でトレーナーは薬物提供否定

[ 2013年7月17日 19:11 ]

 陸上男子100メートルの前世界記録保持者、アサファ・パウエルと女子短距離のシローン・シンプソン(ともにジャマイカ)がドーピング検査で陽性反応を示した問題で、両者と5月に契約したトレーナーのクリス・シェレブ氏は16日、電子メールで禁止薬物の提供を否定した。

 2選手の代理人、ポール・ドイル氏は「これまで100回以上の検査で何もなかった。栄養剤を変えたら最初の検査で陽性反応が出た。それを渡したのがクリスだ」と非難している。シェレブ氏は「責任は周囲に押しつけるのではなく、選手が負うべきだ。私が提供したのはビタミン剤で、使うかどうか自体、選手が判断すること」と主張した。

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2013年7月17日のニュース