なりふり構わぬ日馬富士「何が何でも勝ちたかった」

[ 2013年7月17日 19:26 ]

大相撲名古屋場所11日目

(7月17日 愛知県体育館)
 日馬富士がなりふり構わない動きで連敗を止めた。やや右に変わりながら立つと琴欧洲の左腕を引っ張り込み、とったりで転がした。横綱としてふさわしい立ち合いとはいえないが「何が何でも勝ちたかった。流れを変えなきゃと思った」と、苦しかった心境を素直に吐露した。

 4日ぶりの白星でトンネルは脱出したが、まだ7勝目。もう一人の横綱白鵬が全勝街道を走っているのとは対照的で存在感は薄い。「耐え忍んで努力して、いい勉強になる。最後まで頑張る」と悲壮な決意を口にした。

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2013年7月17日のニュース