三宅、五輪以来の実戦でＶ　全日本重量挙げ第１日

女子53キロ級に出場し、優勝した三宅宏実

　重量挙げの全日本選手権は２１日、秋田県立体育館で開幕し、ロンドン五輪女子４８キロ級銀メダルの三宅宏実（いちご）が５３キロ級に出場し、スナッチ８０キロ、ジャーク１１０キロのトータル１９０キロで２年ぶり６度目の優勝を果たした。昨夏の五輪以来の実戦で、４８キロ級を合わせ９度目の全日本制覇。

　前回覇者の八木かなえ（金沢学院大）はユニバーシアード夏季大会（７月・ロシア）を控えるため欠場した。

　女子４８キロ級は大城みさき（ハーツ＆ハーツクリニック）がトータル１６５キロで５年ぶり３度目の優勝。男子６９キロ級は五百蔵正和（大阪市信用金庫）が制した。

　今大会は世界選手権（１０月・ポーランド）の代表選考会の一つ。