野口、福士 世界選手権に手応え、合同の米合宿から帰国

[ 2013年6月21日 19:33 ]

合宿先の米国から帰国した野口みずき

 世界選手権(8月・モスクワ)女子マラソン代表の野口みずき(シスメックス)と福士加代子(ワコール)が21日、高地合宿先の米コロラド州ボールダーから成田空港に帰国した。34歳の野口は「今後へ向けていいベースをつくれた」と話し、31歳の福士も「疲れは大丈夫。順調」とともに手応えをのぞかせた。

 アテネ五輪女王の野口によると、2人はほぼ同じ内容の走り込みをこなした。トラックで実績のある福士の走りを見て「リズミカルで動きが違うと思った。勉強になった」と言う。同じ代表で合宿に参加した木崎良子(ダイハツ)も含めて「アドバイスしあって刺激になった」と納得の表情だった。

 別の便で先に到着した福士も「野口さんから学べて面白かった」と笑み。マラソンでは初の世界大会挑戦へ「スタート地点に立つまでしっかり体をつくって頑張りたい」と力を込めた。

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2013年6月21日のニュース