ローズ初優勝!松山、10位で来年の出場権ゲット「自信になった」

[ 2013年6月17日 08:42 ]

最終ラウンド、9番でギャラリーの声援に応える松山英樹

 男子ゴルフのメジャー第2戦、全米オープン選手権は16日、ペンシルベニア州アードモアのメリオンGC(パー70)で最終ラウンドを行い、32歳のジャスティン・ローズ(英国)が70で回って通算1オーバーの281でメジャー大会初優勝を果たした。米ツアー通算5勝目で、賞金144万ドル(約1億3700万円)を獲得。

 フィル・ミケルソン(米国)とジェーソン・デー(オーストラリア)が2打差の2位だった。ミケルソンは全米オープンで6度目の2位。39位でスタートした初出場の松山英樹は6バーディー、3ボギーで今大会最少スコアに並ぶ67をマークして通算7オーバー、287の10位に入り、賞金16万8530ドル(約1600万円)と来年の出場権を獲得した。日本選手のメジャー大会トップ10入りは、2009年マスターズ・トーナメントで4位に入った片山晋呉以来。

 タイガー・ウッズ(米国)は74と伸ばせず通算13オーバーで昨年覇者ウェブ・シンプソン(米国)と並ぶ32位だった。

 ▼松山英樹の話 ショットがすごくいい感じで、思うようにピンに絡んでくれた。このゴルフを続ければ(メジャー大会で)優勝争いに絡めると自信になった。もっともっと練習して、メジャーで少しでも上位にいけるように挑戦していきたい。

 ▼ジャスティン・ローズの話 父の日だから、子供たちに誇れるプレーが目標だった。天国から見守ってくれる父にささげたい。この日に勝ててこんなにうれしいことはない。(4月にマスターズを制した)親友のアダム・スコット(オーストラリア)に「必ず君の番が来る」と言われ勇気づけられた。(共同)

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