小平　「男飯」で五輪メダルへ！３食とも「これまでの２倍」

　来年のソチ冬季五輪でメダル獲得を目指すスピードスケート女子のエース、小平奈緒（相沢病院）が１７日、長野県岡谷市でショートトラックを使った練習を報道陣に公開し、食事を見直して体力強化を図っていることを明らかにした。東京から管理栄養士を呼び「一言で言えば男飯。栄養は意識していたが、エネルギーが足りなかった」と説明。肉の量を増やし、ご飯を丼で大盛りにし、３食とも「これまでの２倍」平らげているという。

　２０１２～１３年シーズンは終盤に体重が落ちたこともあり、不本意な成績が続いた。五輪もシーズン後半の来年２月に行われるため、息切れしない体力を蓄えることが狙い。既に体重が２、３キロ増えたそうで「充実した練習ができている。五輪ではたくさんの人をうれし涙でいっぱいにしたい」と意気込んだ。