ミケルソンは３位　初制覇ならず「胸が張り裂ける思いだ」

通算３オーバーで２位に終わったフィル・ミケルソン

全米オープン選手権最終日

（6月16日 ペンシルベニア州アードモア　メリオンＧＣ（パー７０））
　ミケルソンは４３歳の誕生日を大会初制覇で飾れなかった。出入りの激しい内容で６度目の２位に終わり「今回は勝てる最高のチャンスだった。胸が張り裂ける思いだ」とうなだれた。

　首位スタートだったが３、５番と３パットのダブルボギーで後退。１０番で右ラフから残り７５ヤードの第２打をカップに入れるイーグルで息を吹き返したが、終盤もパットが決まらなかった。「今回の負けがおそらく最もつらいものだろう。なぜなら４３歳だから」と、衰えを覚悟したような口ぶりだった。（共同）