ナダル 全仏OP4年連続8度目の優勝!スペイン勢対決制す

[ 2013年6月9日 23:51 ]

優勝カップを掲げるナダル

 テニスの全仏オープン最終日は9日、パリのローランギャロスで行われ、男子シングルス決勝で第3シードの27歳、ラファエル・ナダルが、同じスペインの四大大会初制覇を狙う第4シードの31歳、ダビド・フェレールを6―3、6―2、6―3で下し、4年連続8度目の優勝を果たした。

 第1セットは6―3でナダルが取った。第2セット途中には、発煙筒を手に持ち、仮面を付けた上半身裸の男が乱入する騒ぎもあったが、集中力を切らさなかったナダルが6―2で取った。第3セットも6―3と危なげない勝利だった。

 これで、ナダルの全仏オープンはこれで59勝1敗。男子で同一の四大大会8勝は史上初となり、ロイ・エマーソン(オーストラリア)と並び歴代3位の四大大会通算12勝となった。優勝賞金は150万ユーロ(約1億9350万円)。

 試合後、ナダルは「とても特別な勝利。これまでのキャリアの中で最もうれしい。家族や仲間がいなければ達成できなかった。一人では不可能だった」と感無量の表情で語った。

 ▽ダビド・フェレールの話 この2週間は楽しめたし、いいテニスができた。初の決勝だったが、これが最後にならないように頑張る。ナダルがいる限り全仏を勝つのは難しいが、挑戦は続く。(共同)

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