内村、史上初の5連覇!初V寺本、加藤が代表入り

[ 2013年6月9日 18:41 ]

 体操の世界選手権(9~10月・ベルギー)代表選考会を兼ねたNHK杯最終日は9日、東京・国立代々木競技場で個人総合の2回目を行い、男子は既に代表に決まっている内村航平(コナミ)が合計273・575点をマークし、男女を通じて史上初の5連覇を達成した。女子は17歳の寺本明日香(レジックスポーツ)が合計82・500点で初優勝した。

 5月の全日本選手権の得点の半分を持ち点に2日間の得点と合計で争った男子は266・075点で2位の加藤凌平が同じ順大で3位の野々村笙吾を0・275点差で抑え、女子の寺本とともに今大会で決まる1枠の代表入りを果たした。

 全日本からの持ち点とこの日の得点の合計で争った女子は全日本を初制覇した17歳の笹田夏実(東京・帝京高)が82・150点で2位、16歳の村上茉愛(池谷幸雄?楽部)が3位だった。

 男子6人、女子4人の代表は全日本種目別選手権(29、30日・東京体育館)で出そろう。

 ▽内村航平の話 大きなミスなく着地までまとめて、自分の理想に近い演技ができた。でも(前日から)難度を落としたので当たり前。難しい技を入れて、完璧にできないと満足はできない。

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2013年6月9日のニュース