有村「とにかく悔しい」5打差12位後退 桃子ら予選落ち

[ 2013年6月9日 10:10 ]

第2ラウンド、5番でバーディーを奪い、ギャラリーの声援に応える有村智恵。通算1アンダーで12位

 女子ゴルフのメジャー第2戦、全米女子プロ選手権は8日、ニューヨーク州ピッツフォードのローカストヒルCC(パー72)で第2ラウンドを行い、7位で出た有村智恵は72で通算1アンダー、143となり首位と5打差の12位に後退した。

 モーガン・プレッセル(米国)が70で回り通算6アンダーで首位に立ち朴仁妃、チェラ・チョイの韓国勢が2打差で追う。16歳のアマチュア、リディア・コ(ニュージーランド)は40位。

 71で回った宮里美香は通算4オーバーの47位に上がった。75とスコアと落とした宮里藍、73だった上原彩子はともに5オーバーの60位で予選通過。上田桃子は通算9オーバーの96位、片平光紀は11オーバーの114位で予選落ちした。

 雨で開幕が1日遅れたため9日に第3、最終ラウンドの36ホールをまとめて行う。

 ▼有村智恵の話 バーディーパットがなかなか決められなかったので、とにかく悔しい。最終日は36ホール、タフなコンディションでプレーしないといけない。集中してチャンスをものにしていけば、いいところにいけると思う。

 ▼宮里美香の話 上がり(終盤)の4ホールでボギー二つとつまずいたのが悔しい。もう少しいけたという気持ちはあるけれど、アンダーパーで回れたことは満足。最終日は体力勝負。少しでも上を目指したい。

 ▼宮里藍の話 流れが来そうで来ないラウンドではあった。我慢の一日だった。(最終日は)とにかくフェアウエーに打っていかないと。ティーショット次第のコースなので、一つ一つ丁寧に積み重ねていきたい。

 ▼上原彩子の話 7番で4パットのダブルボギーをたたき、苦しい流れの一日にしてしまった。内容的には良かったので、残念なのはそこだけ。とりあえず予選を通過して、最終日にできるのが何より。

 ▼上田桃子の話 苦い経験を今年もさせてもらった。ティーショットが真っすぐいかなくて2日間、苦しい内容だった。パットがすごく良かったということだけが(第2ラウンドの)収穫だった。

 ▼片平光紀の話 ショットは良くなったけれどパットが入らなかったのでバーディーが取れなかった。アンダーパーで回りたかったのでちょっと悔しい。メジャーで戦うにはいろいろなショットが打てないと駄目だなと思った。(共同)

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