福島 4連覇も標準記録に届かず「本当に残念」

[ 2013年6月9日 06:00 ]

<日本陸上選手権第2日>女子100m決勝で優勝し、笑顔を見せる福島

陸上日本選手権第2日

(6月8日 味の素スタジアム)
 女子100メートルで4連覇した福島は世界選手権の参加標準記録に届かず「本当に残念に思う。優勝は名誉なことだが、記録的に物足りない」と悔しさを隠せなかった。

 後半に伸びを欠いて11秒41に「後半の走りで力みも出てしまった。今の実力はこんなものかもしれない」と反省。だが、アジア選手権(7月、インド)に派遣されて優勝すれば参加標準A(11秒28)相当と見なされるため、世界選手権出場の可能性はある。9日の200メートル決勝に向けて、「やれるだけのことをやって、いい結果を残したい」と切り替えた。

 ◆女子100  メートル
(1)福島 千里(北海道ハイテクAC) 11秒41
(2)渡辺 真弓(東邦銀行) 11秒62
(3)土井 杏南(埼玉栄高) 11秒74
(3)北風 沙織(北海道ハイテクAC) 11秒74
[世]ジョイナー(米国) 10秒49
[日]福島 千里 11秒21
派遣標準記録 11秒09、A標準=11秒28、B標準=11秒36

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2013年6月9日のニュース