寺本 最後に乱れ、優勝逃す

[ 2013年5月12日 20:19 ]

全日本選手権最終日

(5月12日 国立代々木競技場)
 女子で1種目を残してトップだった寺本は、最後の床運動でミスが続いて優勝を逃した。床に手をつくなど跳躍後の着地が2度も大きく乱れて一気に4位に後退し「自分らしくない演技で悔しい」と目に涙をためた。

 予選でミスが出た跳馬は難度を下げて何とか乗り切ったが、本来得意とする同種目で思うように点数を稼げなかった。接戦で生まれた緊張が床運動の失敗に結び付いたと分析し「跳馬で楽に跳べれば他の種目も安心してできる。しっかり自信をつけたい」と巻き返しを誓った。

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2013年5月12日のニュース