内村 男子初の6連覇 女子は笹田が初優勝

[ 2013年5月12日 16:59 ]

 体操の世界選手権(9~10月・ベルギー)代表第2次選考会を兼ねた個人総合の全日本選手権最終日は12日、東京・国立代々木競技場で決勝を行い、男子は既に代表に決まっているロンドン五輪金メダルの内村航平(コナミ)が予選との合計で182・350点をマークし、史上初の6連覇を達成した。内村はただ一人、2日連続で90点以上の高得点を出した。

 加藤凌平(順大)が178・850点で2位、田中佑典(コナミ)が3位だった。

 決勝の成績だけで争った女子は17歳の笹田夏実(東京・帝京高)が55・500点で初優勝し、3度の女王に輝いた母、弥生さん(旧姓加納)との親子全日本制覇となった。美濃部ゆう(朝日生命)が0・250点差の2位に入り、村上茉愛(池谷幸雄倶楽部)が3位。4月のワールドカップ(W杯)シリーズ東京大会で優勝した寺本明日香(レジックスポーツ)は4位だった。

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2013年5月12日のニュース