エジプト力士が初のまげ姿「本当はくるくる 引っ張っているの痛い」

[ 2013年5月12日 15:50 ]

 大相撲夏場所初日の12日、アフリカ大陸出身初の力士で東幕下7枚目の大砂嵐(エジプト出身、大嶽部屋)が本場所の土俵に初めてまげ姿で登場した。節目を白星で飾り「本当のお相撲さんになれた感じでうれしい」と、まだ小さな結び目を触りながら喜んだ。

 癖毛を大量のびん付け油で伸ばしている。初めて結ったのは春場所の千秋楽祝賀会が開かれた3月24日という。「本当はくるくる(の髪)。たくさん引っ張っているので、今でも痛い」と苦笑いした。

 昨年春場所で初土俵を踏み、勝ち越しを続ける。今場所は全勝すれば、新十両を確実にする地位で「あと6勝できるように頑張る」と意気込む。まげの次には大銀杏が待っている。

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2013年5月12日のニュース