復帰の内村、唯一の90点台で予選トップ 全日本体操第1日

[ 2013年5月11日 19:23 ]

男子個人総合予選 最後の種目の鉄棒を終え、笑顔を見せる内村航平

 体操の世界選手権(9、10月・ベルギー)代表第2次選考会を兼ねた個人総合の全日本選手権第1日は11日、東京・国立代々木競技場で予選を行い、男子は既に代表に決まっているロンドン五輪金メダルの内村航平(コナミ)が6種目合計でただ一人90点を超える91・850点をマークして首位に立った。女子は笹田夏実(東京・帝京高)が4種目合計55・650点でトップ通過した。

 右肩、右足首故障からの復帰を果たし、男子最多の6連覇に挑む内村は昨年11月以来の大会出場。ともに五輪代表の加藤凌平(順大)が89・800点で2位、田中佑典(コナミ)が3位だった。

 女子は笹田と0・100点差で村上茉愛(池谷幸雄?楽部)が2位、寺本明日香(レジックスポーツ)が4位だった。6連覇の実績を誇る鶴見虹子(日体大)は右足首痛のために棄権した。

 男子は36位、女子は24位までが12日の決勝に進出した。内村を含む男子6人、女子4人の代表が6月のNHK杯と全日本種目別選手権で決まる。

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