錦織、4強入り逃す「なかなか攻めきれなかった」

[ 2013年5月11日 07:36 ]

男子シングルス準々決勝でパブロ・アンドゥハールに敗れ、4強入りを逃した錦織圭

 テニスのマドリード・オープンは10日、マドリードで行われ、9日の男子シングルス3回戦で元世界ランキング1位のロジャー・フェデラー(スイス)を初めて破った第14シードの錦織圭(日清食品)は、準々決勝で主催者推薦の世界113位、パブロ・アンドゥハール(スペイン)に3―6、5―7で敗れ、準決勝進出を逃した。

 世界16位で23歳の錦織はプレーに積極性を欠き、今大会上位選手を倒して波に乗る27歳のアンドゥハールに屈した。

 この大会は四大大会などに次いで格付けの高いマスターズ大会の一つ。錦織は2011年10月の上海大会以来、通算2度目のマスターズ大会4強入りはならなかった。

 ▼錦織圭の話 リターンが全く入らないことが、大事なポイントを取れない理由だった。そこが一番の敗因だった。どんどん気持ちが消極的になって、なかなか攻めきれなかった。(前日から)気持ちの切り替えはできた。(共同)

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2013年5月11日のニュース