復興祈り横綱ら練り歩く 善光寺出開帳の回向院へ

[ 2013年5月11日 12:05 ]

東日本大震災の犠牲者追悼と被災地復興を祈願する「お練り大法要」で、傘を差して歩く横綱白鵬関(左)と横綱日馬富士関

 東日本大震災の犠牲者追悼と被災地復興を祈願する「お練り大法要」が11日、東京都墨田区の両国国技館から両国回向院付近まで行われ、大相撲の白鵬関、日馬富士関の両横綱ら三役以上の力士10人が雨の中、僧侶とともに練り歩いた。

 両国回向院では大震災で亡くなった人の供養と復興支援を目的に、善光寺(長野市)の仏像を公開する「出開帳」を開催中。力士たちは夏場所(12日初日)の安全を祈願する土俵祭りを国技館で終えた後、傘を差して参列し、約3千人の見学者の前を約15分間、ゆっくりと歩いた。

 白鵬関は「両国の街を歩くのは本当に久しぶり。祈りを込めて歩いた。いい雰囲気だった」と神妙に話した。

続きを表示

2013年5月11日のニュース