千田、元世界王者破る「ある程度スタイルは固まった」

[ 2013年5月5日 18:40 ]

フェンシングの高円宮牌W杯最終日

(5月5日 東京・駒沢体育館)
 新たな攻撃パターンを模索してきた千田は、得意とするカウンターを軸とした戦術が奏功した。2回戦で元世界王者のヨピッヒを破り「ある程度スタイルは固まった」と手応えを口にした。

 ロンドン五輪後に技を増やしたが、前日に同学年で休養中のエース太田雄貴(森永製菓)に「普通の左利きの選手だな」と特長がなくなったことを指摘され、決勝トーナメントでは自信を持つスタイルで臨んだという。

 27歳のベテランは世界選手権(8月・ブダペスト)で個人での表彰台を目標に掲げ「メダルを(日本代表コーチの)オレグにプレゼントして(競技を)辞めるつもり」と意気込んだ。

続きを表示

2013年5月5日のニュース