山本、風にうまく対応も「何かが足りない。研究して次に」

[ 2013年5月5日 20:54 ]

男子棒高跳び 5メートル50をクリアして優勝を決め、喜ぶ山本聖途

陸上のセイコー・ゴールデングランプリ東京

(5月5日 国立競技場)
 男子棒高跳びは21歳の山本が制した。強い風で次々と脱落する中、「自分は風が向かっている時、力みがちになる。リラックスして対応した」と5メートル50の3回目の跳躍をただ一人成功させた。

 昨年出場したロンドン五輪では記録なしで予選敗退。最高峰の舞台を経験したことで、世界で戦う意識が一層芽生えたという。日本選手権で優勝し、世界選手権出場を狙う。「海外の選手に勝ったのは自信になるが、何かが足りない。研究して次に生かしたい」と貪欲さを見せた。

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2013年5月5日のニュース