吉田沙保里「信じられない 悔しいしショックしかない」

[ 2013年2月12日 21:57 ]

レスリングの五輪除外危機に「信じられない」という吉田沙保里

 レスリングが五輪から除外される危機に陥り、日本の関係者から戸惑いの声が上がった。女子が採用された2004年アテネ五輪から3連覇した55キロ級の吉田沙保里(30)=ALSOK=は愛知県の至学館大で練習を終えてシャワーを浴びる直前に一報を聞いた。「信じられない。悔しいしショックしかない」と沈んだ声で話した。

 国民栄誉賞を受賞し、20年夏季五輪東京招致の親善大使を務める。「東京招致できたら、止められても出ます」と公約を発表した。「これからどうするんだろう」と不安を隠せないが「自分としては世界選手権やリオデジャネイロ五輪を目指してやるしかない」と気丈に話した。

 日本レスリング協会の福田富昭会長(71)は「寝耳に水。詳しいことを聞かないと分からない」と言葉少な。栄和人・女子強化委員長(52)は「JOCやレスリング界だけでなく、国を挙げてレスリングが五輪競技に残ることができるようにやってほしい」と声を振り絞った。

 日本レスリング協会は11日、公式サイトに「レスリングは五輪に生き残れるか?」と題した記事を掲載した。「除外はないとされているが、ちょっぴり気になるIOC理事会だ」と締めくくっており、不安が的中した形だ。

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