柔道パリ大会 「いつも通り」と田知本

[ 2013年2月8日 21:32 ]

 柔道のグランドスラム・パリ大会で、女子日本代表の園田隆二前監督らによる暴力問題の影響が懸念される日本勢は開幕前日の8日、パリの大会会場で調整した。女子78キロ超級の田知本愛(ALSOK)は「(雰囲気は)いつも通り。1試合ずつしっかりやっていきたい」と強豪が参加する大会の抱負を語った。

 第1日は女子48キロ級で世界選手権2連覇の浅見八瑠奈(コマツ)らが出場。今大会は脚取りが完全禁止となり、積極的に技を出すことを促す新ルールが試験導入される。選手や審判員の対応も注目され、男子100キロ超級の七戸龍(九州電力)は「思い切りやれと(監督から)言われている。今まで通りにやればいいと思っている」と意識し過ぎずに臨む姿勢を示した。

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2013年2月8日のニュース