高校バスケ部監督が体罰 自宅謹慎処分に

[ 2013年2月8日 20:22 ]

 岡山市の私立岡山学芸館高は8日、部員を平手打ちする体罰をしたバスケットボール部監督の男性教諭(44)を、5日付で3月末までの自宅謹慎処分としたことを明らかにした。部員にけがはなかった。

 1日に実施した校内の聞き取り調査で判明。同校によると昨年秋ごろ、試合中や練習中にミスをした男子部員3人の頬を複数回、平手打ちした。

 同校バスケット部は全国大会に出場経験のある県内有数の強豪。教諭は「部の成績が低迷しており、焦っていた。生徒には申し訳ない」と体罰を認め、反省しているという。

 教諭は2年ほど前にも同様の事例があったとして、校長から厳重注意処分を受けていた。同校の担当者は「体罰が日常化している可能性もあり、厳格に処分した。さらに調査を進め、再発防止に努めたい」としている。

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2013年2月8日のニュース