城西大 脱水症状&低体温症で5区浜本が途中棄権

[ 2013年1月3日 06:00 ]

11位でタスキリレーする城西大4区・山本雄大(左)と5区・浜本栄太

第89回箱根駅伝

(1月2日 東京・大手町~箱根・芦ノ湖、往路5区間108キロ)
 城西大は初出場から10年連続出場の節目に悪夢が待っていた。

 11位でタスキを受けた5区の浜本(4年)が、山上りに差しかかったところで足の運びが鈍り蛇行し始めた。「こっちの呼びかけに応答もなく、顔ももうろうとしていた」と危険を感じた櫛部監督が18・3キロ地点でストップ。中大・野脇と同じ脱水症状と低体温で、救急車で病院に搬送された。点滴を受けて無事に回復したが、城西大としては09年大会以来の途中棄権。櫛部監督は「現実として受け止めるしかない」と厳しい表情だった。

続きを表示

2013年1月3日のニュース