錦織8強進出 元世界ランク5位に完勝、内容に手応え

[ 2013年1月3日 06:00 ]

テニス ブリスベーン国際

(1月2日 オーストラリア・ブリスベーン)
 2日、男子シングルス2回戦で世界ランキング19位の第5シード、錦織圭(日清食品)が同114位のトミー・ロブレド(スペイン)を6―3、6―3で下し、ベスト8入りを果たした。錦織は第1セットの第2ゲームをブレークして勢いに乗り、このセットを先取。安定したストロークで第2セットもものにした。

 錦織は元世界ランク5位の実力者を寄せ付けず「テニス(の内容)が良かった」と笑顔を見せた。試合前には「とてもしぶとい選手」と警戒していたが、粘り強いストロークで相手を左右に振り回し、出だしの3ゲームを連取。攻撃的な強いフォアを警戒し「なるべくバックを攻めようと思っていたのが、いい感じでできた」と胸を張った。痛めていた右手首や右足首も「大丈夫」ときっぱり。「サーブがさらに良くなれば、もっと簡単に勝てる」。ツアー開幕戦を2試合連続で気持ち良く勝ち、準々決勝に向けての好感触を口にした。

続きを表示

2013年1月3日のニュース