【復路展望】V争いは上位3チームに 日体大は矢野の起用が鍵

[ 2013年1月3日 06:47 ]

トップを走っていたものの、日体大・服部(手前左)と早大・山本(同右)から離される東洋大・定方

第89回箱根駅伝

(1月3日 箱根・芦ノ湖~東京・大手町)
 日体大と2位・早大が2分35秒差、3位・東洋大が2分39秒差。4位・明大とは4分22秒の差があり、優勝争いは3チームに絞られた。

 日体大の復路は昨年12月29日のエントリー時点では5人全員が1万メートル29分台だが、補欠に28分53秒25の自己ベストを持つ矢野を残しており、どの区間に投入するかが勝負の鍵を握る。

 早大は7区の志方が28分38秒46のスピードランナーで、山下りの6区で射程圏内に詰められるか。東洋大は昨年6区区間賞の市川、8区区間賞の大津を同区間に配置して逆転を狙う。4位・明大から13位・中央学院大まで5分28秒差で、シード争いも激化しそうだ。

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