高梨沙羅が退院「心身ともに元気です」 欧州遠征は予定通り

[ 2012年12月21日 17:12 ]

 北海道名寄市での合宿中に転倒し脳振とうと診断されたノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(グレースマウンテン・インターナショナル)が21日、退院した。日本女子の渡瀬弥太郎チーフコーチが明らかにし、年明け早々に出発を予定する欧州遠征について「変更する必要はなく、問題はない」と話した。

 ワールドカップ(W杯)個人総合首位を走る16歳の高梨は20日の練習で転び、大事を取って入院していた。21日午前中にあらためて検査を受け、特に異常を認められなかったという。

 高梨は全日本スキー連盟を通じ「心配をおかけし、心よりおわびします。現在は心身ともに元気です。今後も精いっぱい頑張ってまいります」とコメントした。

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2012年12月21日のニュース